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北海道旅行記(4)

9月25日(木)
朝から雨かと思ったけど、曇り空
今日は小樽方面を散策です
 
まずは、鰊御殿
ニシンが豊漁だった頃の小屋
海を見下ろせる見晴らしのいい、この場所にこの建物が移築されたのは、昭和30年代とか
ニシンを煮た窯やニシンを担いだ入れ物なども展示されている
大正時代は、ベルトコンベアーやクレーンもないもんね、みんな人力で
うず高く積まれたニシンを運んだのかと思うと、気が遠くなりそう
隠し部屋なんかもあり、お金を隠していたとか、優秀な若い働き手が他のところに取られないように隠したとか、諸説あるようです
青森などから3か月ほど出稼ぎにきたりしていたそうで
女・子供もニシンを担いで働いたそうです
厳しい仕事だったでしょうね
 
係の方の説明では、ニシン本体ではなく、ニシンから取れる脂や、食べられない部分を肥料などにすることで儲けたのだとか
なるほどねぇ~
 
それにしても、♪あれからニシンは、どこへ行ったやらぁ~
(『北狩挽歌』北原ミレイ)
 
次に向かったのは、「小樽貴賓館」(旧青山別邸)
こちらは、ニシンで財をなした青山家の別邸
ちょうど、団体さんが到着し、ガイドさんが付いたので、一緒に回らせてもらいました
建物の材料ひとつとっても、屋久杉やら檜やら、贅沢なそして緻密な造り
大正時代というのにお嬢様のお部屋がある2階にトイレを作ったり・・・
それも、着物で用が足せるトイレ
(男性用のトイレみたいな感じ)
調度品やらふすま絵やら、その時代の一流品ばかり
ヒノキの廊下もピッカピカ!
綺麗だったのが、ガラス
別邸が建てられた時の窓ガラスがそのままだそうで、なんともいえないまろやかな透明感が大正時代を物語っているようでした
 
Otaruunnga
さて、小樽の運河沿いに戻って散策開始です
おお、これが、よくテレビでも見る、小樽の運河かぁ~~~
蔦が紅葉したら、それはまたきれいだろうなぁ~
 
そろそろ雨が降り始めそうで、ダンナの首の調子も絶不調!
でも、砂時計が欲しいというので、探して回るが大きなガラス店でも扱っていないという
運河の横にある、観光案内所で探してもらって
昔からの時計屋さん(岩永時計店)で扱っていることが判明
ガラス製品じゃなくて、時計なのね
目的のものをゲットしたところで、雨が降り始める
小樽ではスイーツも食べたかったけど、そんなこんなで何にも食べられず・・・
ソフトクリーム食べたかったなぁ
 
今晩の宿は、定山渓温泉の「鹿の湯 花もみじ
カニ三昧で~す
雨も降り出したし、温泉にもいっぱい入りたいし
早めに宿に到着しました
お部屋に蒸し器があって、お茶菓子のかぼちゃ饅頭を自分で蒸して食べるようになっていました
ふかふかになったお饅頭がおいしかったわ~
その後、ウエルカムスイーツも出していただいて、大満足
 
さっそく、温泉温泉
お部屋の鍵も二つあるので、相手のお風呂の時間を気にすることなく入れるのもいいですね
最上階の露天風呂に行ったら、おひとり先客が・・・
話をしてみたら、なんと、以前長野に住んでいらしたという方で、ついつい長話してしまいました
「こんな偶然もあるのねぇ~」なんてお互いに言い合ったりして
楽しい旅の思い出のひとコマとなりました
 
Momijiyu
Rotennburo
1Fの「もみじ湯」には、もみじが植えられていて
まだ、青々としていましたが、紅葉したら、この温泉も風情があっていいだろうなぁ~
(画像左は、人がいなくなった隙を狙って撮りました)
でも暗かったから、紅葉は写ってないけど
右側の画像は、最上階の露天風呂(次の日の朝撮影)
  
そして、夜はお待ちかねのカニ三昧
9月25日投稿
もう、お腹キューピーさん状態
体重ぐんぐんUP!
 
その後は、本館の温泉に行ったり、1Fにある温泉に行ったり、寝るまでに4回も温泉を堪能しました
明日の夜には、もう北海道を離れなければなりません

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コメント

今晩はsblogです、只今  bluedaisyさんの記事を拝見致しました、有難う御座いました。

頑張って下さい。

投稿: sblog | 2008年10月 3日 (金曜日) 21時15分

どうやら、私達とbluedaisyさんとは、逆コースのドライブだったようです。
私達は、定山渓→小樽→余市→積丹→ニセコのコースで廻りました。
小樽の「鰊御殿」は知りませんでした。
珍しいものが見られそうですね。 今度行ったら是非見てみたいです。
お風呂にも、食事にも、大満足のいい旅でしたね。

投稿: スロー人 | 2008年10月 3日 (金曜日) 21時29分

>sblogさん
こんにちは!はじめまして!
拙いブログに訪問していただき、コメントありがとうございます。
 
sblogさんのブログにもお邪魔してきました。
おいしい料理やお花、花火、どれもとても綺麗ですね~
 
また、気軽にお出かけくださいませ<(_ _)>

投稿: bluedaisy | 2008年10月 4日 (土曜日) 10時12分

>スロー人さん
ホントですね、私が行ったコースとは逆回りですね
でも、ニセコには行けませんでしたので、またの機会に・・・
 
鰊御殿は、あまりメジャーな観光スポットではないようですね。
私たちが行った時も、タクシーで観光地を回る方たちが一組来ていただけでした。
おたる水族館のすぐ近くなんですけど、民家にしては大きいなぁ~って感じの建物ですし、どこから入って行ったらいいのかよくわからない場所にあって、近くの食堂で(青塚食堂といって、有名な食堂なんですって、スロー人さんならご存知かも)道を聞きました(^_^;)
 
温泉は、やはり気持ちいいですよね~
他の日は、ケチケチ宿泊でしたが、この日だけは贅沢を味わいました。
北海道も、たくさん温泉がありますから、また今度は別のところに行ってみたいです。

投稿: bluedaisy | 2008年10月 4日 (土曜日) 10時18分

ニシンの味噌煮を亡くなった父がよく作ってくれました。
骨が多いけど、ニシンっておいしいですよね。
小樽の風景も抒情がありますね。
お二人で散策されたんですね、いいなぁ~。

投稿: ぱある | 2008年10月 5日 (日曜日) 14時01分

>ぱあるさん
お父様の思い出の味のひとつが「ニシンの味噌煮」ですか。
お父様、料理をされる方だったんですね。
ニシンを味噌で煮たことがありませんが、美味しそうですね~
 
そうなんですよね、ニシンって骨が多くてね~、やっとこの頃美味しいなぁと思えるようになりました。
(年とともに、ですねぇ~)
 
散策といっても・・・
ちょっとダンナの首の痛みが強くなっちゃったので
せっかくダンナも楽しみにしていたのに、あまりゆっくりできなかったんです。
スイーツも食べられなかったし、残念!
いい街でしたよ~
雪が降らなきゃなぁ~

投稿: bluedaisy | 2008年10月 5日 (日曜日) 19時08分

北海道へは、観光で5~6回は行ってるでしょうか。
あと、スキーは、夫婦でも家族でも、ほんと何度も行きました。
小樽にも何度か行ったけど、独特の雰囲気ありますもんね!

北一硝子で買ったランプとかグラス、置物など、色々今も大事にしています。
確か、斉藤ゆきが尾崎豊との密会??を観光客に写真撮られてフライデーされたんもここでしたよね!?

投稿: りぼん | 2008年10月 5日 (日曜日) 21時33分

>りぼんさん
りぼんさん、何度も北海道を訪れていらっしゃるんですね~
でも、広いから、行くたびに見るところには事欠きませんよね。
そっか、スキーもされるりぼんさんご一家ですものね
 
小樽は、大正時代の建物が残っていて、素敵な街ですね。
北一硝子、私も回りました~
なにか記念にと思ったんですが・・・どれもいいお値段で・・・
結局、なにが欲しいのかわからなくなってしまい、ガラス製のちっちゃなお雛様セットを買っただけでした。
りぼんさん家には、小樽の思い出のガラス製品がたくさんあるんですね
新しいお家にもマッチしているんでしょうね(^.^)
あ、ブログにも登場していましたっけ・・・ランプ。
 
斉藤ゆきが尾崎豊との密会??・・・
おー、そんなことありましたよね~~~
あれ、小樽だったんですか?
観光客、多いですものね、見つかっちゃうよね(笑)

投稿: bluedaisy | 2008年10月 6日 (月曜日) 16時17分

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